21歳独身男性バーテンダーの神待ち論

俺の職場にはビッチがいる。本名はいえないから、そいつの名前を仮にAとしよう。せめてもの情けだ。ありがたく思え、A。
Aは今日も、露出の激しい格好でクローク係りをしながら、めぼしいカモを探している。
パンツがみえそうなくらいのミニのスカートに胸元がざっくりとあいたタンクトップを着ている。別に服装の指定はないから
何を着ようが自由だし、さらにクロークが担当ともなればお酒や食事も作らないからどんな服をきても業務に支障はないが。
それでいいのか、お前は。
そう言いたくなる。
しかしAは可愛い顔をしているしスタイルもいいし、あんな格好をするしで男の客にウケがものすごくいい。
クロークは荷物を預けることを口実にAに近づこうと目論む男が寄ってくる。まあ体目当てなんだけどさ。それは男のおれからみると
よくわかる。Aもわかってるはずだ。その上でやってるんだから、ビッチなんだよ。
おれの同僚でもあるのだが、なんというかこいつを仲間だと認めたくない。
その一番の理由がAは職場で、家を提供してくれる男を探しているからだ。
神待ちって、ネットでは呼ばれている行動。そういうことをする男と女を神待ちというらしい。
よくわかんねー世界。理解できない。
外国語みたいに聞こえた。ここ、日本だろ。なんだよ神待ちって。意味不明だよ。
Aのこのはなしは職場内で有名で。なんでかっていうと、本人自ら、おおっぴらにそう言っているから。
バカじゃないのか、この女は。そう思ったね。
でもさー。意外と強かというか、全部あいつの計算通りなのかな、とも思っちゃうわけ。
ぶっちゃけ、神待ちなんてエロいこと、やってたらすぐバレるんだよ。
でもバレル前にバラサレテ、ああも開き直って公然とされると、呆れちゃってなんもいえねーって感じになっちゃう。
実際、仲間内でもAの神待ち行為は容認されている。男が多い職場ってのもあるし、Aみたいなのを好きな男は多いから、みんな甘いんだよ。
あろうことか、自らAの神待ちを助けて、神役っていうか、今晩だけならいいよって泊めたやつもいたし。
まあ当然やっただろうよ。エッチしただろうよ。一発どころか、何発も。
こいつら同じ職場内で何やってんだよって突っ込みたくなるよ。
なにが神待ちだよ。ふざけてる。
日本っていつからこんなになんかがおかしくなっちゃったんだ?
なんて考えながら客に注文された酒作ってると、気分がおじさんになってきた。

22歳独身OLの神待ち掲示板体験記

今ではきちんと就職し、事務の仕事をしている私ですが、去年まで無職で貧困生活をしていました。バイト代も少なくて家賃も払えなくなり、完全なる家なき子状態。

困り果てた私は、手っ取り早くお金が稼げるバイトを探していたんです。それでネットカフェで風俗とかキャバクラとの求人を検索していたんですけど、その時に神待ち掲示板というのが目に入りました。

神待ちっていう言葉は聞いたことあったけど実際どんなものか分からなかったので調べてみると、私みたいに困っている女の子が男性と会ってご飯食べさせてもらったり泊めてもらったり出来るとのこと。

これは私にぴったりだと思って神待ち掲示板に書き込んでみました。するとすぐに一人の男性から連絡が来て、ネットカフェまで迎えに来てくれました。そして私を飲みに連れて行ってくれて色々相談にも乗ってくれたり。それからは家に泊めてくれました。もちろん、私も泊めてもらう代わりに体のほうもと覚悟していたので、そういう事になっても驚きはしませんでした。

それからは就職先を探しながら、神待ち掲示板で助けてくれる男性を探してはお世話になっていました。

いやあ、あの時は本当に助かりましたよ。幸いなことに怖い人とかにも当らなかったし。みんな優しい人ばかりだったし。

就職が決まってようやく家も借りることが出来るようになった今は、まったく神待ちはしていないけど、あの時助けてくれる人が居なかったら今頃私はどうなってたんだろうって思いますよ。